vision


<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>


スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | - | - |
メグとセロン 1 (1) (電撃文庫 し 8-24)
評価:
時雨沢 恵一
メディアワークス
¥ 536
(2008-03-10)
 相変わらずこの人の書くものは読みやすいな。それでいて飽きない。ぶっちゃけキノの旅しか読んでないんだけど、これ面白かったので前シリーズのも集めてみようかな。
 セロンが格好よくてメグが可愛らしくてとてもお似合いの二人かと。

| 書籍 | comments(12) | - |
イヴは夜明けに微笑んで (富士見ファンタジア文庫 174-1 黄昏色の詠使い)
 それは残酷なほど綺麗な物語。
 王道の物語。結末が読めてしまうのに、ともすればチープになってしまうのに。どうしてこんなにこの物語は切なく、美しいのか。腹が立つほどに(実際途中で読むの放棄しました)終始詠い続ける。
 あなたは、ひとりじゃない。
 日々を当たり前のように享受して、緩慢に過ごしている私には少し痛かった。それくらい綺麗な物語。眠れない夜、誰もが寝静まった夜、ふと夜空を見上げ耳を澄ませば聴こえてきそうな彼らの歌声。涙が出るほど痛く、切なく、美しく、綺麗な、優しい歌声。
 あなたは、ひとりじゃない。
 そんなお話。

| 書籍 | comments(0) | - |
月光のカルネヴァーレ 3
評価:
J さいろー
小学館
¥ 620
(2008-04-19)
 とにかく素晴らしいの一言に尽きる。
 それぞれが復讐を物語の主軸に置いているけれど決して復讐の物語ではない。私は、希望の物語だと思う。

続きを読む >>
| 書籍 | comments(0) | - |
名前探しの放課後(上)
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,470
(2007-12-21)
等身大の学生がいた。少年少女と青年の狭間でぐるぐるする感じがすごくリアルで読んでいてすぐに引き込まれた。生温い人間関係に辟易しながらもそこからはずれるのが怖くてなんとなく過ごしていたあのとき。誰に感情移入をするわけではないのだけれど、みんながみんなああ、こういう奴いたなーって思う人たちばかりでそれを嫌味に感じさせない文章が最後まで飽きない。(あすなの負けず嫌いな性分とそれを隠し通そうとする姿が私とかぶりまくりで読んでいて痛いなぁと感じることはあった
作者の本を読んだのはこれが初めてだったが他の作品も集めてみようと思う。久しぶりに小説を買ってよかったと思えた。

| 書籍 | comments(2) | - |
ミミズクと夜の王
評価:
紅玉 いづき
メディアワークス
¥ 557
(2007-02)
何よりも優しい御伽噺。ミミズクのひたむきなまでの純粋さに何度も涙があふれた。明かされない世界観が逆にこの世界を広げている。決して優しい人間ばかりではないけれど、全ての登場人物が「生きている」。その姿はただ、美しい。

| 書籍 | comments(0) | trackbacks(0) |
| 1/1 |